神奈川県内某所安否確認

神奈川県内で安否の所在が分からないとの緊急電話がはいりました。

県内某所の3階建てアパートの一室の住民だそうで、詳しく住所と状況をお聞きし

即座に管理会社へカギをお借りしに行き　そのまま現地へ行き調査開始。

まずインターホンを爪で3～4回鳴らし、応答なし。玄関ポストからわずかに漏れる灯り、

次はノックを4～5回しながらお名前を呼び続けても応答なし。

あまりよろしくないなと思いながら玄関ポストを人差し指の爪で開き臭いを確認。

ヤバイ独特の臭気。

即座に判断をし管理会社へ連絡、残念ですが警察を呼んでくださいと。

警察が到着して部屋を案内し　警察にカギを渡し玄関を開けてもらい、

すると正面のユニットでお亡くなりになっていました。

ほぼ同時に発見するのですが

警察官が第一発見者になります。

明らかな死亡の確認が取れました。

当然　解っては居ますが最初に来た警察官に、なぜ私がそこに居たのかや、

この部屋の住民との関係など色々と事情聴取されました。

福祉の方が午前中に確認に来て玄関ポストを開き臭いも嗅いだそうだが、ゴミの臭い

がしたという、ですが中を少し見たところゴミ屋敷ではなく普通に暮らしていた様子の部屋でした。

あれはごみの臭いではなく独特の腐敗が始まっている臭いである。

その後刑事さんと鑑識さんが2名来てなにやら作業をしていた。

当然そこには入れてはもらえませんが、刑事さんにも事情聴取をされました。

まず、玄関のカギを見つけてもらわない事には私は帰れません、

それから2時間が過ぎ刑事さんがカギを見つけてくれて外に出てきました。

もうこれでお帰りになっても良いですよと言われて私の仕事としては終了です。

跡はカギを管理会社さんに返して内容を説明し完全終了となりました。

安否確認のご依頼の電話から帰社まで約6時間ぐらいでした。

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